
社会人で仕事始めてから、体調崩した場合、「敗者復活」ってあまり日本にないなーと思ってます。
一度崩れたらもうおしまいな感じがします。
36歳で体調不良で会社辞めた後、願うと意外と叶う性格なので、整体師になれました。
運よく、整体の大手に入りました。
小顔とロングコースは単月トップとかで表彰されるようになりましたが、
トップ取れた理由も元営業なので、声かけたり、協力してって周りにお願いしたらみたいな感じで、
自分の力だけでないので、ありがたいなぁと思ってました。
4年位たったら、うつとか精神疾患とか神経症、
難病指定のお客様がやたら自分のお客に多いようになりました。
「変わったお客さん多いですね」とほかの施術者に言われました。
「わかってないなー、こいつ。俺の客は、べつにかわってないわ!」と思いました。
考え方が違うのは別に良いですが、からだよくしてあげたいのは、相手が誰だか関係ない気がします。
難病指定の病気や、精神疾患を整体で改善できるとは思ってないんですが、
バッド・リスクを想定して、ご自身の主治医などへ
「整体でこういうことやりますからいいかどうか確認してください」といえば、
難病の方ほど、お医者様も整体いいとおもいますといってくれるみたいです。
やってるうちに、状態がよくなって、こちらがお客様とその先のお医者様を信頼していることが伝われば、服薬を減らしたい人は減らせるひとが多いですね。職場復帰も早いです。
お医者さんは、自分の職責を全うして、自分の患者を良く出来ればいいし、
私のような整体師は、お客様のストレスを取る方法は結構日常的なものだということを理解してもらえればいいんです。
施術でリラックスして頂いたり、ほかのお客様の事例や日常のお話をしていれば、生活の質(QOL)は上がります。
脳や神経が安心すれば、心も安心して、体力回復すれば、社会適応、社会復帰できるようになる方をたくさん関わらせて頂きました。
そういうお悩み・辛さに自然と共感できるので、「どうしよう」とか「むずかしそう」っておもわないんですよね。
自分は健常者で普通の感覚でいると思っているお客様のほうが、案外、考え方や心理面を変えないと、その肩コリ腰痛頭痛、劇的に変わりませんよって思うお客様もいます。
こちら分け隔てすることがないので、フィジカルな整体をすれば、少ない回数でよくなってくれます。
相性ですね。たぶん1~2割は、当店ではなく他所いこうって方もいると思います。
そういう「敗者復活」っていうワードが気になる方が、社会復帰するときは、なんかすごく嬉しいので、そういうひとも、試して頂けると嬉しいです。