
■「正しい姿勢」当店版です。
「正しい姿勢」とはその範囲内で筋肉・骨格がキープされることで、
「安定性×可動性」のバランスの取れた
痛み、重だるさ、疲労がない、快適な状態を維持できる姿勢だと考えています。
整体師としては、
「関節や姿勢の”安定性”と”可動性”が、重力と協調するように、姿勢・運動習慣を変える」です。
(※これに必要な要素を含めると「身体、心、頭を整えて、寝れば回復するお身体へ」となります。
■なぜ、安定と可動なのか?(当店版)
ちなみに正しい姿勢であっても、15分キープ以上はどんな姿勢も負担になります。
だから人間は、落ち着きがなくなり、動きます。
集中力も15分が1クールという説もありますねぇ。
「安定性×可動性」(安定してたい!のに変化したい!)なので、
「正しい姿勢」だけでは無理です。
安定していたいだけなら、完全な球体であればいいわけです。転がりますが。
可動性の観点だけで、施術をする施術者さんもいらっしゃいますが、
安定あっての可動だと思います。
■姿勢から見た、身体と心と頭
外敵から身を守り、捕食といった生きる上で「動くこと」が必要であったので、
外側の組織が機能的に細分化されていきました。機能的に細分化されて、
機能と動きがセットになり、
そこから大脳の発達にともなって感覚・感情の土台となったという説もあります。
身体心理学という分野です。
安定性と可動性、正しい姿勢と正しい呼吸
では、「正しい姿勢」となにが必要かと言うと「正しい呼吸」です。
正しい呼吸は、吸うときと吐く時で収縮する筋肉が違います。
この吸う・吐くの動作で使われる筋肉をしっかり収縮・弛緩させれば、
上半身は、正しい姿勢をラクにキープできます。
そして必要なレベルで呼吸毎に、ストレッチ&筋トレをしていることになります。
下半身はどうかというと、骨盤の上部までは呼吸で動いていると思います。
骨盤底筋群も呼吸で動いていますが、
お尻、骨盤的筋群、太もも、ふくらはぎ、足は、一般的には、もう少し筋肉が欲しいなぁと思います。
そしていろんな動きをしてほしいと思います。
お尻から下って、筋肉としてみれば身体全体の7割もあるそうです。
それに付随して血管、神経も多く存在しています。
ってことはですよ、下半身がさまざまな動きや筋肉量があれば、
運動と精神活動の脳はざっくり場所が別々なんですが、
その連携がうまくいくと、身体的なストレスというのは、減るので、
結果、脳の働きが向上するそうです。
たとえば、コミュニケーション、疲労回復、問題解決能力、課題発見力、創造力、作業記憶(段取り・要領)などです。
肉体的ストレスの発生が抑えられて、精神ストレスが減れば、
メンタルストレスも発生しづらいといわれています。
私はこの考えにもとづいて、接客や整体の施術をしています。
範囲を広げすぎました。でも真実そう信じています。