こんにちは。
■今回は、完全にわたくしごとです。
私の両親は87歳の父と、76歳の母がいます。
49歳の兄もいます。
全員疾患があって、両親は介護保険を利用しています。
■お客様で、介護疲れの方はけっこう多いです。
多いですね。介護疲れ。
じぶんを責めたりするときもありますし。
だれにも話せない気持ちになって追い詰められたり。
そういうときはほぼ、無言で施術します。
とにかく休んで頂きたいし、
ケアをされている実感を感じていただきたいからです。
人って、優しくされた実感があったら、優しく出来る気がします。
■静かに施術するもできます!
わたしは口コミでよく、「話がおもしろい」と書いて頂きますが、
むろん、静かな時はあります。
■今日のできごと
今日は朝早く、お店に来ようとしたのですが、
介護士さんやうちの奥さんに呼ばれて、
親の家まで行きました。
■認知症にどうしてなるかしらないですが、
食事や性格、考え方、人間関係、趣味、健康状態。
さまざまな要因があるかと思いますが、
もともと弱いところが、さらに弱くなると人間て、
身体、こころ、あたまが崩れやすいなぁーと思います。
ぎちぎちに予防医学や将来を恐れて生きていくのもしんどいですが、
結局、その予防を含めて、今、毎日を愉しく暮らしていくのが一番かぁと思います。
■最近やっと家族の弱さを受け入れられるようになりました
15年ちかく、老いていく親や兄をみていますが、
なんかやっと受け入れられるようになりました。
■私は何もしてません、介護士さんや奥さんがやってくれてます
ただただ頭が下がります。
介護職の方やうちの奥さんが疲弊したり、
自分が疲弊したりするのは、
ある程度仕方のないことかもしれませんが、
報われたと思えたりする瞬間が多くなるように、
もっと介護に参加していきたいなぁと思っています。
■歳をとると「運命」感じるときもありますね
運命論ですが、老いた親兄弟にもっと関わるように、
比較的時間の自由のきく独立という働きかたを選んだのかなぁ
とも思います。
■意志の力や精神力なんてものは大したことない。
整体師になって、つくづく思います。
世の中って精神力とか意思の力をとかく評価の基準にしてると思います。
でも、そんなもの正直、大した役には立たないです。
せいぜい、安全圏内のものごとをするときに使われる程度だと思います。
ホントの意志や精神力というのは、度胸や胆力とよばれるものに近いと思います。
生命力が高いか低いか、単に元気であれば、
自分のやりたいことに意欲的になるだけだ。
生きる力と直結していると思います。
意志や、高い精神性、思考活動って所詮、生命力の別名の様だと思います。
普段いわれている、「意志の力」なんて、
ほんとはものすっごくちいさい気がします。
そういう風に感じるときがだんだんと増えていきます。
■諸々ございまして
緊急事態宣言でお客さんも少ないということもあり、
お店も10:00~21:00までOPENしているわけではありませんが、
どうかご理解いただけるとありがたいです。
■最後に
今回は、介護でお疲れの方にエールを送るつもりで、
書かせて頂きました。
介護は面倒くさいです。
でも、自分の親や兄弟の関係や
相手や自分の本質的なものをまざまざと確認するのは、
なんか若さやポジティブさや善良性だけでは乗り越えられない
事に対する力になるような気がします。