先に頭痛薬のお話。
頭痛薬は基本痛み止めなので、痛みそのものの原因は消えないそうです。
とはいえ、僕自身は、頭痛薬を全く否定しません。
服薬せずに痛みを我慢し続けるのは、そのひとが長い人生のうえで、単に頭痛の痛みだけでなく、さまざまなストレスに辛さを感じやすくなるという意味で痛みに敏感になるのはよくある話です。
だから薬は全く否定しません。頭痛薬が不要になるくらい改善出来もしないくせに、「安易に薬は飲んじゃダメ」とか言われても困りますよね。
なんかデリカシーないし、それでお金もらって施術してるってなんかおかしいなと思います。
ただ、ダメな理由と言うのはあります。
腸内環境の多様性が減ります。いろんな腸内細菌の種類や数が減ってしまうことです。
善玉菌が多い時は悪さをしないのに、悪玉菌が多くなると悪さをするものがすごく多いらしいです。
たとえば、ピロリ菌は悪玉菌が多い時は、胃癌の原因となりうるそうですが、善玉菌が多い時は、食欲を抑制する作用をするそうです。
ピロリ菌を除去した後は、食欲亢進し、逆流食道炎が増えるのだそうです。
腸内環境が悪化している状態は、微細な炎症に関連する物質が全身に行渡るので、弱っている(炎症しやすい)ところが慢性炎症という状態になるそうです。
そうなると頭痛やさまざまな精神疾患や生活習慣病の原因となると考えられています。
緊張性の頭痛以外は、定期的に症状が出てくる。完全に解消されるということがないことが多いです。
ただ、睡眠、食生活、ストレス対処や姿勢保持のために必要な筋トレなどを行うと、
劇的に症状がでなくなるということは、これまでけっこうありました。
で、ひとって、頭ごなしに言われてもやらないので、いろんな話をしてもらいながら、どこを変えれば、つぎにどこを変える気になるかなといった風に、
施術であったり、日常習慣の改善をしたくなるようにしていくとうまくいくことがあります。
だから僕の施術は純粋にサービス業だと思うときがあります。
頭痛に限らず、僕が施術する人には押し付けにならない程度にそういうことをするからです。
どうしていいかわからないときは、黙って施術をします。
服薬頻度がすくなくなればよいのであれば、打つ手はたくさんあります。
頭痛のタイプ別に、どのような施術をしているか、ご案内します。
✔ 緊張性の頭痛
首・肩・背中の緊張からくる頭痛。後頭部や頭全体がドーンと鈍痛や締め付けられるような痛み。
ほぐせば軽減します。普段もヨガストレッチなんかで症状の出現を減らすことが出来るでしょう。
ただ、強く揉まれることが好きな人は要注意で、強く揉めば「筋肉が攻撃されている」と筋肉・脳・自律神経で判断されれば、緊張して、揉んだ後も2~3時間後にはまた症状が出てきます。
あと耳たぶの下に小さな突起上の骨(側頭骨茎状突起)があります。爪楊枝みたいな骨なので施術者によっては知らないので気を付けましょう。下顎と舌骨に繋がっています。
筋肉がゆるむ揉み方、緊張しているということは、そこに無理があるということなので、その緊張そのものをほぐす揉み方があります。
具体的に僕が施術する場合は、はゆっくり押す。幾層かに分けて段階を経て押すことが重要です。
そして、無理して一生懸命ほぐすより、骨格を正しい位置に持ってきてあげて、軽く刺激を与える程度にほぐすと、緩み、可動域があがり、さらに骨格を修正して刺激を与えるを繰り返していくと、始めてきっちりとほぐしてあげなくてはいけないコリの層に到達するということもあります。
もちろん何ごとにも例外がありますが、私の力はそんなに強くないし、強く押す必要をあまり感じません。
押し方以外にも、正しい位置に戻して、刺激を与える程度に揉めば、かなり緩みます。
姿勢を変えて緊張の原因を解消するという方法です。
✔ 片(偏)頭痛
こめかみ辺りや目の奥、眉毛の周り、に脈打つようなのズキ、ズキする痛みが出ます。
女性に多く、排卵期、月経直前~初日。女性ホルモンの関係、睡眠、気圧変化、空腹が引き金。ストレスなど。
男性の3倍多いそうです。
→原因を眺めて考えられるのは、
不良姿勢だと、筋肉の緊張や内臓の配置のどこかしらに、無理が生じていることが充分考えられるということです。
眼が眩しくなったり、チカチカしたり、吐き気が伴うこともあります。
アルコールを飲むと悪化することが多いようです。
頭蓋骨の外側、こめかみ~耳の前あたりにある三叉神経の緊張か、眼球上下に位置する神経が頭蓋骨の配置が悪いなどの原因で刺激されていると起こるようです。
姿勢や首・肩甲骨・顎の位置、歯並びの調整などをすると痛みが消えるなら、
やはり姿勢改善とその不良姿勢を招かないために必要な筋肉のトレーニングが必要だと考えます。
この場合のトレーニングは、筋肉痛にならない程度のものでも十分効果があります。
筋肉トレーニングは、フォームが大切だといわれますが、そのフォームとは無理をせずに可動と安定を最大限に発揮するための動かし方と一致しています。
群発頭痛
眼がえぐられるような激しい痛み。頭の片側。決まった時間帯とか周期性があるみたいです。
多くの場合痛みは15分~180分程度続くといわれます。体内時計が関係しているといわれている。
眼窩の周りの頭蓋骨調整というのをやると、ほぼ消えることが多いです。
この場合、食事と睡眠など生活習慣を変えることが非常に重要です。
このようなお客様のばあい、結構お話をきくと生活上にさまざまなストレスがあることが多いので、
頭痛をとるより、とにかく苦痛が感じることが少ないように施術をします。
正直、緊張性頭痛は、姿勢改善で症状が恒常的にある状態をほぼ消失するというように軽減できると思います。
片頭痛は、頭蓋骨と首の負担を取るために、顎や歯並び、頭蓋骨の位置調整と姿勢保持のための筋肉を鍛えるように運動をお伝えしています。
群発頭痛は、イライラしてよくしゃべる人が多いので、その人が満足して安心して眠くなるような施術をします。話は聞く、否定しない、話を上の空できかない。
変なこと書いてるなと思います。でもそうなんです。
不要不急の外出は控えるときですが、
どうしてもつらい症状を我慢していて、気になる方は、
初回40%offの施術
(60分整体4,200円、100分整体6,000円、180分→12,000円)
というのをやっています。
20分施術2,000円というのもあります。
春日部 駅 東口 粕壁東にあるちいさな整体のお店ですが、しっかりと施術させていただきます。
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