
春日部駅 東口の整体のお店「陸と月」です。私は店主の坂本です。
しびれの症状ってすごく嫌になりますよね。痛いししびれるし、疲れるし、筋肉も疲労してくるし、なにより不安だし。
肩頸腰の痛みの症状もつらいですが、しびれはまたそれと違ったつらさがありますね。
調子が良くなったり、悪くなったり、まず原因がよくわからないと思ってしまう。
仕事、家事、育児や趣味を頑張ろうにも、頑張れないし、
イライラして、疲労して、気分が落ち込んで、対人関係にも影響しますよね。
当店はこう考えます。
まず神経は、骨の際や筋肉やほかの軟部組織のくぼみのようなところを通ります。ある程度、通り道が決まっています。もちろん物理的な長さも、ある程度決まっています。
しかし、同じ姿勢を長時間保持したり、同一動作を繰り返したりして、良い姿勢が維持できない状態になると、ある部分の筋肉が張ったり、柔軟性を失って、重力や各部位の重さを全体ではなく、限定された部分が負担していきます。そうすると、骨格バランスが崩れて、本来の血管や神経の通り道を圧迫することで痺れが起きやすくなります。
さらにその状態が長い期間続いたり、過去にスポーツや趣味などでケガや関節を酷使したことがあったりすると、筋肉の骨についている部分(起始停止部と言います)が疲労して、回復させるためにカルシウムが沈着します。そうするとその部分の組織が大きくなり、血管や神経を圧迫するようになると痺れが出ると考えられます。
当店では、可動と安定のバランスをとって、「全体のバランスをよくする=姿勢(重力的にも見た目的にも)をよくする」ことを目指します。具体的には、部分的な筋肉や骨格の負担を、全体で負担することになり、血液などの体液循環、神経圧迫の改善による伝達、自律神経の働き、などが過度の負担なく働くようにアプローチすることで、本来持っている回復力を高めるということを目指します。
ただ、それだけではよくならない場合もあります。そうした場合は、炎症・神経の損傷が強い・骨などの変形が強く、筋肉・骨格のリバランスの調整では時間がかかるなどが考えられるときです。
そのような場合、僕は病院での診察をお勧めします。もちろん、すでに病院は行っており「骨には異常ない」「湿布とか痛み止めくれるだけ」となり困った挙句、健康保険のきかない整体院にご来店される方が多いです。
とはいえ現在は、ネットで検索すれば、医療情報もわかりやすくセルフチェックが出来るようになっていたり、専門の病院も増えてきています。「よその病院では問題ないといわれたが、肘部管症候群とか胸郭出口症候群ではないかと思う(一例です)」と専門の病院で診察前に電話などで問い合わせたりすると、慎重に診察していただけるようです。
私のお客様で、「あなたの施術でよくなったから、信頼しているから、ここに来てる。病院はいかない」と嬉しいお言葉を頂くことはあります。ありますが、お願いだから病院いってくださいってしつこく言い続けているとお客様は仕方なく病院行ったら、「胆石あるからむくみの原因それでした」、「ふるえの原因はパーキンソン病でした」、「腰痛はヘルニアではなく、大腸炎だったって」、などがあります。私はお医者様ではないので、正直わかりません。ですが、個人の経験や整体的に推論して説明がつかないよくわからないことに向き合ったときに、対策が、「整体ではない」と感じるときがあります。
いまは、骨盤調整や小顔調整、痩身ということばが、雑誌やネット、テレビなどに載るようになり、整体も認知度が増しましたが、個々のお客様のご要望に対して、可能性として出来る出来ないを見極めて、出来るだけ早い段階で、整体以外の選択肢をイメージしていただくことも、健康サービスの提供者としての役目かなと思って施術をしております。
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